分散投資（ぶんさんとうし）とは？

用語解説

分散投資とは、投資対象や投資時期を多様化させることでリスクを軽減する投資手法です。リスクを分散するために複数の銘柄に資金を分けて投資を行い、一点集中による大きな損失を避けることを目的とします。

分散投資には主に3つの方法があります。「資産の分散」は株式、債券、不動産など異なる金融商品に投資することで、「地域の分散」は複数の国や地域に投資先を分けることです。また「時間の分散」は投資タイミングを複数回に分けてリスクを軽減する手法で、ドル・コスト平均法などが代表例です。

投資の格言「卵を一つのかごに盛るな」が示すように、分散投資は資産運用の基本的な考えとされています。